イラク:イラク人画家 アッター・サブリー(2)
2020年10月09日付 al-Quds al-Arabi紙


■静物の世代…イラクのアーティスト、アッター・サブリー

【ジャマール・アッタービー:本紙】

第二次世界大戦の勃発直後には同僚のハーフィズ・ドゥルービーと共に帰国を余儀なくされ、その後1952年以降、イラク国王であるファイサル2世へ絵画を教える任務に割り当てられた。1941年には同僚のジャワード・サリーム、イーサ・ハンナー、アクラム・シュクリーらと共に芸術友人会管理局のメンバーとなったが、実際はこの組織の形成は戦時中の世界の政治的・社会的変化に応じて行われ、イラクの芸術的体験を世界的な現代芸術の頂点にまで引き上げることへ貢献した。これは前世紀である50年代初頭、バグダード派による様式・思考における新たな挑戦を通して、実際に成し遂げられたものである。

色は、芸術への情熱をかき立てるすべての美しい光景に応じるサブリー自身の感情の流れを運んでくれる。従ってサブリーは、自身と自身の芸術によって、自らが超越した段階の文書を構成しており、あたかも彼がこのように述べているようだった。「私は何も失っておらず、姿形を歪めたり、見える物の断片の背後に新しい構造を発見するための探求はしてこなかった。むしろ私は世界を時間的で現代的な目をもって観察しており、この視点に対していまだ誠実でいる。この視点の中に、色彩的価値の大胆な利用、動作に対する現実的な表現をもって、祝宴や田舎、女性、喫茶店、市場、家々、自然の景色、民間の伝承を描写するために表現のエネルギーを集中させるのだ。

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(翻訳者:中村 優世)
(記事ID:50017)