新刊『エジプトの記憶』アレクサンドリアへの特別な訪問(2)
2020年12月30日付 Al-Ahram 紙


■新刊『エジプトの記憶』アレクサンドリアのランドマークへの特別な訪問

【カイロ:本紙】

『エジプトの記憶』42号は牛乳販売業、その仕事を規定した王令、ムハンマド・アリーとその後継者の時代の軍役に光を当てたほか、来たるエジプトでのハンドボールW杯の開催に言及することで同国のハンドボールの歴史も取り上げた。同誌はエジプトにおける初のカリカチュア・アーティストであるラハー(1989-1910)についても扱っている。また彼の歴史を通じてエジプトの映画を豊かにした芸術家ファリード・シャウキーの生誕100周年も扱った。

創刊10周年を祝った雑誌『エジプトの記憶』は、アレクサンドリア図書館内外の研究者や文筆家たちに対し、短い分析記事を掲載することで、歴史の出来事やその特徴、現代の現実との繋がりによって読者たちの記憶を刺激する場を提供している。近年、エジプトサッカーの歴史、アラウィー家の末代であるファルーク一世の生誕100周年、歴史上のエジプト人による疫病体験を扱った多くの重要な文献が出版されている。

(1)に戻る

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:山下聡一郎 )
( 記事ID:50389 )