ウエイトリフティング世界ジュニア選手権大会 イラン人女性が歴史的快挙 「世界の半分(エスファハーン)」出身の女子選手が銅メダルを3つ獲得(写真付き)
2021年05月30日付 Jam-e Jam 紙


 イェクター・ジャマーリーはウエイトリフティング世界ジュニア選手権大会女子の部で3つの銅メダルを獲得し、我が国の女子ウエイトリフティング史上初のメダル獲得となった。

【ジャーメ・ジャム電子版】我が国のジュニアウエイトリフティングチーム87キロ級の女子選手、イェクター・ジャマーリーが国際大会に派遣されるのは今回が初。タシュケント大会7日目の本日(ホルダード月9日金曜日〔西暦2021年5月30日〕)、テヘラン時間15時30分〔日本時間20時〕から出場し、最終的に合計208キロを挙上し、3つの銅メダルを獲得した。

 エスファハーン出身のジャマーリーは、スナッチ[床に置いてあるバーベルを一度の動作で挙上する種目]、クリーン&ジャーク[2段階の動作でバーベルを持ち上げる種目;肩の高さまで挙上する1段階目の動作がクリーン、肩から頭上まで挙上する2段階目の動作がジャークと呼ばれる]ともに素晴らしい動きを見せた。テクニカルスタッフから求められた6回[各種目3回ずつ、2種目合計]のバーベルいずれをも制御して偉業を成し遂げることができ、イラン女子ウエイトリフティング史上初のメダルを獲得した。

 同選手は、スナッチでは92キロを記録して銅メダルを獲得、クリーン&ジャークでは最初に105キロを頭上に挙上した。

 2度目は111キロを制御し、3度目は116キロの挙上に成功。[スナッチとクリーン&ジャークの]合計が208キロとなり、クリーン&ジャークと合計のいずれでも銅メダル獲得となった。

女子87キロ級メダル獲得者
1位 トゥルスノイ・ジャッボロヴァ Tursunoy Jabborova(ウズベキスタン):スナッチ111キロ、クリーン&ジャーク130キロ、合計244キロ
2位 エリザベス・オーエンス Elizabeth Owens(アメリカ):スナッチ 93キロ、クリーン&ジャーク118キロ、合計211キロ
3位 イェクター・ジャマーリー(イラン):スナッチ 92キロ、クリーン&ジャーク116キロ、合計208キロ





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( 翻訳者:KM )
( 記事ID:51159 )