エジプト:ワクフ省が県対抗聖クルアーンコンテストの応募要項を発表
2021年12月10日付 Al-Ahram 紙


■ワクフ省が県対抗聖クルアーンコンテストの詳細を発表

【n.p.:シャイマーウ・アブドゥルハーディー】

エジプトのワクフ省は、聖クルアーンおよびそれに携わる人々に関心をよせて、全県対抗聖クルアーンコンテストの開催を発表した。このコンテストは、明日12月11日(土)からカイロのホテルで開かれる第28回国際聖クルアーンコンテストにあわせて実施される。

同省は、コンテストの応募条件を提示した。
a:各県は、トップ10人の優れたハーフィズ(聖クルアーンを美声で暗誦する者)のリストを提出する。
b:各県は、地区選考を勝ち抜いた5人の優れたハーフィズのリストを提出する。

さらに応募要項の中で「応募は県単位で行うこと、イマームかどうかにかかわらず、すべての人が応募対象であること、聖クルアーンの暗誦者であれば、年齢・性別に関係なくだれでも応募できること」を明確にした。

応募期間は2週間、その後予選会が行われ、(その結果に基づいて)ワクフ省は数名のファイナリストを発表する。その中から(ワクフ省)一般局での最終審査により、2022年1月末に最優秀者が決定する。

優秀者全員に賞が授与される。そして、イマームであろうとなかろうと、兵役を終えた、もしくは兵役を免除された優秀者の名前は、「ラマダーン・クルアーン朗誦者派遣リスト」に記載される。

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( 翻訳者:坂井七海 )
( 記事ID:51993 )