ACLエステグラールとペルセポリス問題 解決に向け政府が介入
2022年01月10日付 Hamshahri 紙


 イラン政府はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)におけるイラン代表問題の解決のため全力で取り組んでいる。

【ハムシャフリー電子版】ヴァルゼシュ3[イランのスポーツニュースサイト]によると、ペルセポリスとエステグラールはAFCチャンピオンズリーグ2022シーズンからプロライセンス不取得を理由に排除されることが確定的になっている。これを受け、両クラブの責任者やサポーターらは予備調査不服申立委員会[ECB(参加規制組織)]を含む一部のサッカー連盟の委員会と委員によるライセンスの不発行を非難し、AFCはこのような措置を取っていないと強調した。

 現状、サッカー連盟はECBの介入と同委員会の決定によるエステグラールとペルセポリスの排除に対し反応していないが、上位機関がこの問題の対処にあたることになっている。

 イラン大統領府はAFCチャンピオンズリーグからの排除に関する調査において確実な役割を担うため、日曜日にイランサッカー連盟とリーグ機構から報告を受け、この問題の解決のために必要な交渉を求めている。

 他方で、今回発生した、イランで人気のある2つのサッカーチームのAFCチャンピオンズリーグからの排除という事態のセンシティブさゆえに、大統領府は問題とされている事案とその原因を集約し、今後繰り返すことがないよう求めている。

 さらに、AFCチャンピオンズリーグ新シーズンからペルセポリスとエステグラールが排除されるという事態の主な問題の1つは、政府機関であるスポーツ省の管轄下での両チームの共同所有であることから、AFCチャンピオンズリーグから両チームが排除された原因を調査することに加えて、大統領府が今回の件に対してどのような措置を取るのか注視しなければならない。

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( 翻訳者:HA )
( 記事ID:52232 )