寛容の終焉(1)
2022年10月27日付 Iran 紙


 昨日水曜日、1401年アーバーン月4日(2022年10月26日)にタクフィール(背教徒宣告)主義者たちによってシーラーズのシャーチェラーグ聖廟にて遂行されたテロ作戦は、この暴力集団がここ40日間活動を継続する中で実行してきた多層的で複雑なシナリオの別の側面であることを、否定できない明確な証拠が示している。

 親愛なる国民数十名もの死傷者を出すに至ったこのテロ攻撃とその実行犯らの盲目的な行動の分析に関連して、人々の不安を煽ろうと目論む者たちや詭弁を弄する者たちの主要な目的を明らかにする複数のポイントがある。

 第一に、何日も前から暴動を起こしている者たちは、アーバーン月4日水曜日に故マフサー・アミーニー氏の40日忌を口実に策動し、状況を怒りと不安の《転換点》へと至らしめようとしていた。そのために、これらの者たちは人々の支持を得ることに望みを失っていたがゆえに謀略的取り組みを倍加させ、大学に単発的な集会を組織し、また一部の組合を暴動の場に引き入れて、新たな雰囲気の中でその後主題化することにより、全体において怒りと不安のイメージを再生産しようとしたのだ。テヘランでの一部の医師らの集まりといった組合の動きやスローガンの過激化、また口汚い言葉を発することやヘジャーブ非着用のデモすらも、イランで不安を煽ろうとする者たちが計画し推し進めてきたパズルのピースとして見るべきである。

−(2)に続く−

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:IY )
( 記事ID:54400 )