イランは核兵器を製造する意思はない;我々は検証の用意ができている(1)
2025年09月25日付 Hamshahri 紙


 マスウード・ペゼシュキヤーン大統領は、ニューヨーク訪問の一環で、スイス大統領カリン・ケラー=ズッター氏およびフィンランド大統領のアレクサンデル・ストゥブ氏と面会した。

(ハムシャフリー・オンライン)ペゼシュキヤーン大統領は、イランは最高指導者のファトワーに従い、核兵器の製造をハラームであると認識している、という説明と共に、このように述べた。「イランは国際法および自国の法律の枠組みにおいて、この問題を検証する用意がある。我々はこの問題を解決するための外交的な話し合いを歓迎しているが、スナップバック[国連制裁の再発動]が発動した場合、当然ながら話し合いは意味を持たないだろう。」

 同氏は現地時間2025年9月24日(水)午後、ニューヨークへの訪問の一環で行われたスイス大統領カリン・ケラー=ズッター氏との面会の中で、この国がこれまで行ってきた人道的な努力に言及して、以下のように述べた。「今日ガザでは罪のない無防備な子供や女性たちが、薬や食料の不足により亡くなっている。あなたは、シオニスト政権によるガザでの惨事および犯罪の激化、継続を防ぐために効果的な努力を行うことができる。」

 同氏は、イランは最高指導者のファトワーに従い、核兵器の製造をハラームであると認識している、という説明と共に、このように付け加えた。「イランは国際法および自国の法律の枠組みにおいて、この問題を検証する用意がある。我々はこの問題を解決するための外交的な話し合いを歓迎しているが、スナップバック[国連制裁の再発動]が発動した場合、当然ながら話し合いは意味を持たないだろう。」

 同氏は、同様に、イランがスイスとの協力を拡大し、関係性を深める用意があることを表明した。

 スイス大統領、ケラー=ズッター氏も、この面会で、ペゼシュキヤーン氏の建設的な立場を評価し、「イラン、およびスイス両国は、世界平和実現という共通の目標達成を追及している」と説明した。

 同氏は「スイスは、イランとIAEAとのあらゆる建設的な交流を歓迎し、外交的な話し合いが、問題解決及び関係強化への最もよい方法であると深く信じている」とも述べた。
さらに、スイスが、イスラエルによるガザ、イラン、カタールへの攻撃を非難したことに言及し、スイスはできるだけ早いガザでの停戦の実現を望んでいる、と述べた。

―(2)に続く―

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( 翻訳者:NK )
( 記事ID:60944 )