■停戦発効後、最初の救援物資輸送隊はガザへ何を運んだのか?
【アミーラ・ヒシャーム】
◆困難を伴いながらも何十万トンもの物資が、あらゆる障壁にも関わらずガザに届く
2025年7月27日から10月10日まで、エジプト赤新月社は『尊厳の供給…エジプトからガザへ』というスローガンの下、48回にわたって救援物資輸送隊を派遣し、エジプト国民からの尊厳のメッセージかつ継続的な支援として、食料供給網、小麦粉、焼き立てのパン、乳児用ミルク、テント、医療用品および治療薬、救援物資、ディーゼル燃料など数千トンの支援物資を届けた。
◆730日間にわたり、エジプト赤新月社はガザの同胞たちへの支援に倦み疲れることなく取り組む
エジプト赤新月社は、エジプト国民全体の連帯、支援、希望、痛みといった想いを運び、また人道的責任や国家の伝統ある役割を背負って、長く困難な道のりを経てきた。そして今朝、エジプトからガザへと向かった49日目の『尊厳の供給』輸送隊に、人々の視線が集まった。
この輸送隊は、まさに停戦合意の発効という歴史的瞬間に続いてすぐ、人道・支援物資を運んだのだ。
午前の停戦合意発効と同時に、エジプト赤新月社はアリーシの物流センターにおいて即応態勢を最高レベルに引き上げ、エジプトからガザ地区へ人道支援物資を運ぶトラックを最大限にし、今日、その数が400台に達した。
◆停戦合意発効後、最初の支援物資輸送隊はガザに何を運んだのか?
49日目の『尊厳の供給』輸送隊は、9000トン以上の緊急支援物資を輸送した。その中には6000トン以上の食料支援や小麦、そして簡易トイレ、テント、毛布やマットといったガザ地区が必要としている、およそ1000トンの医療・救援物資、加えて2000トン以上の燃料が含まれている。そしてこれは、ガザ地区の人々への食料・救援物資の支援を継続する取り組みの一環として行われている。
(後略)
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:植木征司 )
( 記事ID:61005 )