シリア:サラミーヤで第1回「カリマ」文化祭が閉幕
2025年11月02日付 al-Watan 紙


■第1回「カリマ」文化祭がサラミーヤで閉幕

【ダマスカス:本紙】

第1回「カリマ」文化祭は、3日間の言葉・詩・思想を祝う文学的・芸術的な活動を経て、ハマー県郊外のサラミーヤで閉幕した。このイベントは文化団体「カリマ」によって主催され、アーガー・ハーン開発ネットワークが後援した。

最終日には、先駆者から若手にわたるサラミーヤの詩人たちの歴史を扱った特色ある講演が行われた。さらに、シリア各県から様々な参加者を集めた詩の朗読会も開催され、また支援団体やフェスティバル参加者の表彰も行われた。

サラミーヤ・シネマホールでは、作家ムハンマド・アズーズが「先駆者から若手にわたるサラミーヤの詩人たち」というタイトルの講演を行った。そこでは、この都市が詩の世界に送り出した著名人のいくつかの例が紹介され、現代の若い詩人たちの試みへ至るまでもが取り上げられた。

そして詩のイベント最終日にはダイル・ザウルとハサカの両県からアブドゥッラー・アブド氏とムハンマド・ジャッブーリーという2人の詩人が参加した。さらに彼らに加えて、サラミーヤ出身のディーマー・トマーズとウィリアム・カトリーブも参加した。

そして、フェスティバルに参加した思想・文化分野の人々と、その成功と支援に貢献した各団体への表彰が行われた。そのなかには、財政面・精神面・物流面での支援を提供したアーガー・ハーン開発ネットワーク、サラミーヤ友の会、地域評議会、サラミーヤ・シネマホール、そしてフェスティバルの成功と運営に貢献した運営スタッフらが含まれた。

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( 翻訳者:田内香凜 )
( 記事ID:61100 )