キャヴァーケビアーン氏「政府は大掃除をしようとしている/国会議長は改革派がなるべきだ」

2016年05月02日付 Jam-e Jam 紙

 第10期国会でテヘランから選出されたキャヴァーケビアーン議員は、ラーリージャーニー氏を改革派でないとして、「国会議長には、改革派がなるべきだ」と述べた。

 本紙によると、第10期国会の国民党事務局長モスタファー・キャヴァーケビアーン議員(テヘラン選出)は、タスニーム・ニュースとのインタビューの中で、国会議長に関するアーレフ氏とラーリージャーニー氏の会談について、「私は内容を聞いていないが、(この会談は)[括弧は原文のママ]年始挨拶[訳注:イランの正月は春分の日]程度のものだった」と述べた。

 同氏は加えて、「国会多数派が改革派であることから、国会議長も改革派からなるべきだ」と述べた。

 キャヴァーケビアーン氏は、改革派のラーリージャーニー氏支援について、「ラーリージャーニー氏自身は、改革派とみなされていない。もしアーレフ氏が国会議長候補に指名されなければ、私が指名されるであろう」と強調した。

 同氏は、「我々は国会執行部の大多数を変えなければならないし、もしそうならないなら人々は我々の変革や[様々な問題の]大掃除についての言葉をスローガン程度にしか思わないだろう」と付け加えた。

 テヘラン選出の同議員は、「この大掃除は政府にまで及ぶのか」という質問に、「必ずそうなる。我々は、国民の利益が保証されるまで政府と共に歩んでいく。もし政府が問題を抱えていると判断した場合、我々は政府を批判するかもしれない」と答えた。

 同氏は「政府がよい状態を持続させていくには、自己改革をすべきであり、政府のこの改革を国会側からやらせるべきでない。」と説明した。

 同議員は、「次のステップは内閣での改革なのか」という質問に関して、「我々は第10期国会の優先事項を何度も述べたが、私の見解では、政府も国会と同じく大掃除されるべきということだ」と述べた。


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翻訳者:MM
記事ID:40454