ザリーフ外相「欧州連合の決済システムは数日のうちに機能するだろう」(1)

2018年10月29日付 Hamshahri 紙
モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣は以下のように発表した。「欧州連合の決済システムはイランとの商業・経済活動を継続する方向で数日のうちに機能するだろう」

イラン学生通信(ISNA)によると、ザリーフ氏は本日 [西暦10月29日]火曜日朝、トルコへの外遊中記者団に対し、隣国への外遊の目的に言及しながら述べた。「明日はイラン・トルコ・アゼルバイジャンの第六回外相会談が行われる予定だ。」

この会談の開催目的が、様々な分野、特に輸送・経済における三ヶ国の協力拡大と、イラン・アゼルバイジャン・トルコ間のより多くの意見交換であるとした上で、ザリーフ氏は以下のように述べた。「また、この外遊中、トルコ高官たちとも相互的、地域的、及び国際的な諸問題について協議を行う。」

ザリーフ外相はまた、在イスタンブール・サウジアラビア領事館における[サウジアラビア政府に]批判的なサウジ人記者の殺害とトルコ政府当局による事件の追跡に関して、記者からの質問に答えてこう述べた。「この分野において重要なことは、トルコ政府が聡明に、公平無私に、そして注意深くこの題目について追跡し、この悲惨な殺人を様々な次元から追跡できているということだ。トルコ政府がこの調査の中で、実行犯について決定的な結論に到達することを願っている。」

ザリーフ氏は自身の話を続ける中で、サウジアラビアやイスラエルのような国がその結末を心配せずにどんな犯罪も成し遂げられると感じているように、残念ながらこの中東地域において一部の国による間違った選択や間違った方法が席捲していることに言及しながら、以下のように述べた。「イスラエル人は70年間パレスチナ人に対して罪を犯しているが、残念ながらこの点において真剣な対応は為されていない。サウジアラビアも、まずはサッダーム・フセインを、そして後にターリバーンやISを支援している。今もイエメンの人々に対して彼らは空爆を行ったが、この犯罪による彼らへの国際的な真摯な対応は全く為されていない。彼らは一国の首相を投獄したが、この件に関して彼らに対する対応は為されていない。」(続く)


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翻訳者:H.Y
記事ID:45841