イラン、トルコ、アゼルバイジャン共和国による三カ国外相会談(2)

2018年10月30日付 Hamshahri 紙
外務大臣モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ氏は以下のように語った。「我々はナゴルノ・カラバフ問題が平和的に、国際法に則って解決されるべきだと常に主張しており、この問題は最終声明においても言及されている。」

ザリーフ氏は、イラン核合意を支持し、合意の枠内での必要に応じた継続的協力を主張し、そしてイランに対してのみならず国際平和と安全保障や国家間の理性的な関係に反する文明社会とは思えない一方的な措置に対して非難したことについて、トルコとアゼルバイジャンの盟友たちに対して感謝を述べた。

ザリーフ氏は記者会見で更にこのように述べた。「三カ国間のエネルギー、運輸、科学、テクノロジー、文化、人道面における協力の可能性は過去も現在も高いものであり、それらを促進、発展させることができる。今日我々は、知識経済によって協力拡大へと進むことが可能である。この三カ国にはこの知識経済の能力があり、この分野において良好な協力を行うことができるであろう。」

ザリーフ氏はまた特別な分野における三カ国間の協力を支持し、その必要性を強調して述べた。「我々は三カ国の特別な分野における協力体制の枠組みを構築することを歓迎する。これは地域協力において大きな一歩であると考える。金融、銀行業務、投資、各国通貨の使用という分野においてのこのような協力は、この地域の協力関係を外国からの干渉からの保護と関税上の協力にあたって重要である。」

ザリーフ氏はこう続けた。「今日、この特別な分野に加えて三カ国の研究者たちがお互いに会合を開き、この見通しを以て今後3年間の計画を修正し、イランで開かれる次回の外相会談のための念入りな計画を行う必要があると決議した。」


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:M.O.
記事ID:45863