シリア:アメリカはウクライナでの戦闘に参加させるためダーイシュ戦闘員を教練

2022年05月17日付 その他 - Al Mayadeen 紙

■ロシア:クルド民族主義勢力の刑務所からウクライナへ移送のため60名のダーイシュ戦闘員釈放

【n.p.:各出版社】

ロシア対外情報庁は、米国がウクライナでの軍事作戦に参加させるため、テロ組織のメンバーを傭兵として徴兵する取り組みを行っていることを明らかにした。そのうえで、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員をウクライナへ移送するため、シリアでクルド民族主義勢力が掌握する刑務所から、ロシアで禁止されているダーイシュの戦闘員約60名が釈放されたと指摘した。

ロシア対外情報省の声明は以下の通り述べた。「対外情報庁が受け取った情報によると、米国はウクライナでの軍事行動に参加させるため、ダーイシュなどの国際テロリストのメンバーを傭兵として徴兵するための取り組みを行っている。彼らから作り出された特別組織は、シリア、そして現時点ではウクライナにいるロシア武装部隊に対して、破壊的テロ行為を実行することを基本的に目指している。

ロシア対外情報省は続けてこう述べた。「4月に、米諜報機関参加のもと、20~25歳のダーイシュの戦闘員約60人が、クルド民族主義勢力が掌握する複数の刑務所から釈放された。その後、彼らはヨルダンおよびイラクとの国境に近いシリアにある米国のタンフ基地地帯に移送された。これは彼らを教練したうえで、ウクライナ領に移送するためである。

(後略)


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翻訳者:久木田麗磨・竹内姫乃
記事ID:45913