外国の航空各社 ホルムズ海峡迂回ルートへ

2019年06月21日付 Jam-e Jam 紙

 アメリカ連邦航空局が同国航空会社に対し、当面のオマーン湾とホルムズ海峡上空の飛行自粛を要請した後に、航空各社の一部が飛行ルートを変更した。

 本紙ファールス支局によると、米連邦航空局は同国の航空各社に通達し、次の通達があるまでオマーン湾とホルムズ海峡上空の飛行自粛を求めた。

 これに基づき、アメリカ以外の一部の航空会社も飛行ルートを変更したり、ホルムズ海峡とオマーン湾上空の通過を取りやめたりした。

 各社は、KLMオランダ航空やユナイテッド航空と同様に、現在飛行ルートを変更しており、ユナイテッド航空はまたニューアーク・リバティー空港からインドのムンバイへの飛行を完全に中止している。カンタス航空もホルムズ海峡上空の飛行ルートを変更している。

 KLM航空は「たまたま米国の無人飛行機がホルムズ海峡上空に現れたが、現在わが社の機体がホルムズ海峡上空を飛ばないのは、ひとえに予防的措置である」と話している。

 米連邦航空局は、次の通達があるまで、軍事行動の増大と外交論争の拡大を理由にアメリカの民間航空機がペルシア湾とオマーン湾上空の飛行を禁止している。


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翻訳者:TK
記事ID:47189