ロウハーニー、核合意の維持と実施の為の日本の努力を評価

2019年09月24日付 Iran 紙

ロウハーニー大統領はあらゆる分野における東京=テヘランの関係の維持と発展を強調し、JCPOA[訳注:包括的共同作業計画、いわゆるイラン核合意]の維持と完全な実施の為の日本政府による努力に対し感謝の意を表した。

ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーン[十二イマーム派ウラマーの位階において、アーヤトッラーに次ぐ地位]ドクトル・ハサン・ロウハーニー大統領は、第74回国連総会に合わせて行われた日本の安倍晋三首相との会談において、安倍氏の先のテヘラン訪問について言及し、この訪問で結んだ合意の可能な限り早期の実施を強調した。

ロウハーニー大統領はまた、JCPOAの維持と継続に向けた日本政府の努力に感謝し、あらゆる分野における両国の関係、特に経済分野における関係の維持と発展を強調した。

安倍首相もこの会談において、「東京はイラン核合意への支持を継続する」と述べた。

安倍晋三首相は更に、先のテヘラン訪問とその際に最高指導者と会談し、核兵器禁止のファトワー[核兵器は製造も所有も使用もしないとしたアリー・ハーメネーイー師の見解のこと]を聞いた事に触れつつ、ロウハーニー大統領が平和を希求し、地域の治安維持のためにイニシアティブを発揮している事に感動しているとして、「東京は遠い昔からイランの友人であり、地域の緊張緩和に向けて尽力する」と語った。


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翻訳者:KM
記事ID:47629