印首相、ロウハーニー大統領と会談「イランは第二の我が家だと思っている」

2019年09月26日付 Iran 紙

ロウハーニー大統領はニューヨーク現地時間の木曜日、第74回国連総会に合わせてインドのナレンドラ・モディ首相とその滞在先で会談し、モディ氏の再選を祝福しつつ、「インドはアジアの重要な国であり、イランとは非常に長い関係を有している。そしてこの2カ国は、今まで以上にその関係を発展させる可能性を秘めている」と述べた。

イランのホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーン[訳注:十二イマーム派ウラマーの位階において、アーヤトッラーに次ぐ地位]ドクトル・ハサン・ロウハーニー大統領は、「この理解に基づき、現在の望ましい文化的・政治的関係を継続することに加え、科学・研究・経済分野における2国間関係の発展に向け、更に取り組むことができる」と発言した。

ロウハーニー大統領は続けて、銀行取引やエネルギー協力といったいくつかの分野における現在の問題を克服するのための両国の努力に触れつつ、チャーバハール港第1フェーズの開発におけるインドの適切な投資に謝意を表して、「今日、イラン、インド、アフガニスタンの3カ国はこの重要なプロジェクトの利益を享受しており、この地域における将来の世代もこの協力の結果を目の当たりにするだろう」と述べた。

同氏はまたカシミール問題ついて、この地域の住民の問題が解決するようなアプローチを採るよう、モディ氏に要請した。

ナレンドラ・モディ首相も返答に際して直近のイラン外遊について触れ、イランを第二の我が家だと思っているとし、「私と最高指導者の会談は非常に良いものであり、生産的であった。そして彼の振る舞いが極めて友好的であった為、あたかも自分の家にいるかのような気持ちになった」と語った。

モディ首相は、インドが原子力の平和利用の為のイランの権利を支持していることを強調し、「インドはただ国連による制裁のみを正式に認めており、イランの為に一友好国として出来ることは何でも実行し、それをためらうことはない」と述べた。

会談の終わりに、ロウハーニー大統領は再び会談する為にモディ首相をイランに招待したが、モディ首相はこれを歓迎し、適切な時期にこの外遊を行うと語った。/大統領府広報サイト


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翻訳者:KM
記事ID:47652