アフガニスタン大統領選始まる:結果は3週間後

2019年09月28日付 Hamshahri 紙

ハムシャフリー電子版:アフガニスタン選挙管理委員長は同国全土で行われた第4回大統領選挙が成功裏に終了したと発表した。同氏は今回の選挙が過去18年間で最も成功したとしている。いくつかのメディアは投票所において開票作業が始まったと報じている。

IRNA通信によると、ハワーアラム・ヌーリスターニー氏はカーブルで行われた記者会見で、17時をもって第4回アフガニスタン大統領選挙の投票が成功裏に終了したと述べ、全国4500の投票所のうち、98%で投票が実施されたと発表した。

ヌーリスターニー氏は、99%の選挙管理委員会の職員が定刻通り午前7時に持ち場につき、96%の投票所に選挙用機材が完全に到着していたと述べた。

ヌーリスターニー氏はまた、「98%の投票所で生体認証を利用した機器が備え付けられ、使用された。99.5%の投票所では治安部隊が選挙の実施をしっかりと警護した」と述べた。

同氏は国民の投票率については発表しなかったが、追加の情報を近々提供するとした。

一部の情報筋は、投票した国民の数を約200万と発表しているが、公には肯定も否定もされていない。900万人のアフガニスタン人が選挙に参加するため登録を済ませていた。

アフガニスタン大統領選挙は本日[2019年09月28日]午前7時に全国で始まった。今回の大統領選における問題としては、一部の投票所で生体認証の機材が正常に作動しなかったり、開始時間が遅れたりしたことが主なものであった。

ターリバーンの脅威は国民の投票率に結びつく最も重要な選挙の課題であったが、とくに大きな事件は発生しなかった。しかしながら、12の州でロケット弾を使用した攻撃や爆発、武装攻撃が発生し、8人が死亡、40人以上が負傷している。

アフガニスタン選挙委員会は本日の選挙結果は3週間後に明らかになると発表した。

・アフガニスタンにおける異なる選挙;重要な事件は発生せず。

アフガニスタンのアサドゥッラー・ハーレド防衛大臣とマスウード・アンダラービー内務大臣も共同記者会見で、第4回アフガニスタン大統領選挙を治安維持の観点から成功であったとした。

アサドゥッラー・ハーレド防衛相はこの記者会見で、「本日、心配に値するような大規模な事件は国内で一件も発生せず、大統領選挙は成功のうちに実施された」と述べた。

同氏は、「ターリバーンによる攻撃は過去の選挙と比べてはるかに減少し、治安部隊はターリバーンの攻撃計画を封じ込めた」と断言した。

マスウード・アンダラービー内相も、「ターリバーンは本日全国の投票所に対して68の攻撃を実行したが、失敗した」と述べ、「ターリバーンは1週間前に選挙を壊滅させると警告したが、治安部隊は彼らの計画と試みを壊滅させた」と語った。

同氏はまた、「本日、合計で468の投票所が、治安上の脅威と選挙管理委員会の職員の不在、そして技術的な問題のため、閉鎖されたままであった」と述べた。

アンダラービー内相は、本日治安上の脅威が最も高かった州は、ローガル州、タハール州、クナル州、ジョウズジャーン州、ファーリヤーブ州、クンドゥズ州であったと発表した。

治安当局者たちは「現在、投票用紙は各州から首都へ移送され、開票作業が始まっている」と語った。


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翻訳者:KM
記事ID:47674