サウジアラビア、今年のメッカ大巡礼の儀礼の開催中止へ

2020年06月14日付 Jam-e Jam 紙

 サウジアラビアのメディアは、同国が今年のメッカへの大巡礼[ハッジ。イスラーム暦第12月(巡礼月)8~10日(西暦2020年では7月29日~7月31日ごろ)を中心に行われる。聖地メッカ及び周辺地域での諸儀礼から成り、ムスリムが人生で1回は行うべき義務とされる。実施する時期等で小巡礼(ウムラ)とは区別される]の開催中止を決定したと報じた。


【ジャーメジャム電子版】タスニーム通信によると、サウジアラビアがメッカ大巡礼の一連の儀礼を取りやめることを決定したのは同王国の建国史上初めてのことである。

 サウジアラビア当局は、同国で新型コロナウイルス感染者数が10万人を超えて増加していることを受けてこの決定を下した。

 サウジアラビアのメディアはこの報道を、同国ハッジ・ウムラ担当大臣の発言を引用し打電した。


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翻訳者:YH
記事ID:49377