米国上院議員がトランプ罹患時のイランによる報復に懸念

2020年10月04日付 Iran 紙

 米国のクリス・マーフィー上院議員はドナルド・トランプ米大統領の健康状態が同国の内政と他国の立場に与える影響に関して懸念を示し、反イランの主張を展開した。

 CNNの報道によると、クリス・マーフィー上院議員は「大統領の体力は衰えておらず、国のトップとしての活動を続ける、とマーク・メドウズ米大統領首席補佐官が語った」と述べた。

 マーフィー氏は「メドウズ氏が来て、我々のためにこのことを明らかにしてくれてうれしい。我々の仲間も敵対者もこのことを知らなければならない。なぜなら我々の最近のリストには、我々の弱点を調べている多くの者らの名前が載っているからだ。」と続けた。

 マーフィー氏はイランについて言及し、彼の懸念は敵対勢力の地政学的な動機に関連していると述べ、たとえばイランはこの機会を利用して、アメリカによるガーセム・ソレイマーニー中将司令官へのテロに復讐しようとすることもありうると主張した。

 この報道によると、マーフィー氏の発言は先週、米大統領とその妻であるメラニア・トランプ氏がCOVID-19に感染した後に行われている。

 トランプ米大統領は過去48時間さらなる治療を受けるために入院しており、メディアは彼の体調と、特に目前に迫った2020年度米国大統領選挙に向けた米国内政に与えるその影響について推測を巡らせている。

 今回の米国選挙では、トランプ氏は米民主党代表候補のジョー・バイデン氏と争う。


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翻訳者:HM
記事ID:50010