アククユ原発への道路工事のダイナマイト爆破で家々、被害

2021年01月21日付 Hurriyet 紙

アククユ原発への道路工事の際、ダイナマイトの発破が多くの家々に被害をもたらし、二人が軽傷を負った。地域の人は大きな恐怖を味わった。県は、人々の損失を補償する方針を表明した。

建設中のアククユ原発への道路工事が続く中、一昨日、岩石を粉砕するためにダイナマイトが発破された。爆破により、周辺の家々や温室の窓ガラスが割れた。2人の市民がガラスの破片で怪我を負った。爆発は地域にパニックをもたらし、直後にギュルナル郡のユヌス・エムレ・バイラクル郡知事、ギュルナル町のアルパスラン・ウニュヴァル町長、そしてトゥガイ・チャトル首席検事が自宅が被害を受けた市民を訪問した。ユヌス・エムレ・バイラクル郡知事は被害状況の調査が続いており、人々に必要な経済的支援を行うことを述べた。

■企業の対策宣言

アククユ原発の文書声明では、道路工事を行う請負業者によって計画的な掘削工事と爆破が行われたとして、次のように述べられた。「負傷した方々へは、現地で直ちに応急手当がなされた。事故現場では軍警察と関係機関の関係者が作業を続けており、被害を受けた家に住む人々へは当面の必要物資も届いている。被害状況の調査も継続中だ。この調査が完了した後、修復作業が行われる。アククユ原発は、請負会社と連携して、事故原因に関する詳しい捜査を行う保安部隊に全面的な支援と協力を行う。捜査後は今後この種の事故を防止するための対策措置をとる。」
アククユ原発の建設は急ピッチで続いており、一号機の運転開始は2023年末に計画されている。


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翻訳者:山下鈴奈
記事ID:50530