憲法新案、AKPからも

2021年05月04日付 Hurriyet 紙

AKP(公正発展党)会派代表ナジ・ボスタンジュ氏は、バフチェリ氏の新憲法の呼びかけののちにおこなった発表において、「敬愛なるバフチェリ氏の共和国100周年の100項目の新憲法の提案を、私たちは満足をもって受け入れています。私たちもまた、憲法の執筆プロセスを終えるところです。その詳細と共に、願わくば、バイラムの後の適切な時期に世論と共有されますように。」と語った。

 AKPトルコ大国民議会(TBMM)会派代表のナジ・ボスタンジュ氏は、MHP(民族主義者行動党)党首デヴレット・バフチェリ氏の、100条に及ぶ新たな憲法に関する作業を完了したということに関する発表について、DHAに向けて評価を行った。ボスタンジュ氏は、バフチェリ氏の新たな憲法に関して行った発表の数々を満足と共に受け入れたということを述べながら、「バフチェリ氏の、共和国100周年の100項目の新憲法の提案を満足と共に受け入れています。私たちもまた、憲法の執筆プロセスを終えるところです。その詳細につきましても、願うところではバイラムの後の適切な時期に世論と共有されることでしょう。憲法の数々は社会的な仲裁の文章となる状況なのです。私たちは、まずは共和連立として私たちの中で仕事を行い、そうしてその他の政党と共になって、あるプロセスを実行したいと思っています。」と語った。

■「基盤となる文書で統合することは可能だ」

ボスタンジュ氏は、議会において代表されている全ての政党が憲法の問題におけるアプローチがどのようなものであるのかということを、それぞれの文章と共に表明するであろうと述べて、「なぜならば全員が、新たな憲法を作り上げることが必要であるという状態であること、また80年クーデターの産物であるこの憲法を変えることが必要であると述べているのです。共通の姿勢が提示されています。この態度が帰結するところは、新たな憲法の提案の数々が表に置かれることなのです。どこかの地点に到達したいと思うのであれば、これがもしも本当の要請であるのならば、あなたは道へと出ることでしょう。
家の中で座ったままで、「私たちはどこかに行ってしまえばよい」という事は、ただのファンタジーなのです。新たな憲法のためにも全政党は、それぞれの手にそれぞれの憲法草案をもって旅に出なければならないのです。これを行わない人達というのは、新たな憲法の問題において、ただスローガンを投げかけただけなのです。トルコにおける政治政党そして新たな憲法の問題においては、様々なレベルの見方そして提案を有している層が最終地点における基本的な文章において統合することは可能である見ています。重要であるのは、建設的な姿勢を持つということなのです。」と述べた。

■「この蓄積は政治において続いている」

ナジ・ボスタンジュ氏は、新たな憲法の問題において政治的な対立が乗り越えられるであろうという強調を行いながら、「政治的対立、様々な立場の違いというのは一つの困難である。しかしながら、これを乗り越えられる蓄積というのは私たちの政治においても存在していると考えています。準備が整っている各種の条件は、近い歴史において起こった数々のこと、新たな憲法の議論は、全ての政党に対して全員に対してこれをもはや終結させるという問題において一つの責任を背負っているのです。民族主義者行動党に対して、そして党首であるデヴレット・バフチェリ氏に対して憲法の提案の数々を世論と共有してくれたことに感謝を致します。」という評価が行われた。


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翻訳者:堀谷加佳留
記事ID:51007