AKP国会議員、ユルドゥルム元首相の息子は慈善事業のためヴェネズエラを訪れた

2021年05月24日付 Cumhuriyet 紙
犯罪集団のリーダーであるセダト・ペケルは、YouTubeを通じて放映された第7のビデオで公正発展党党首補ビナリ・ユルドゥルムの息子エルカン・ユルドゥルムが、麻薬の貿易路を変更するためにヴェネズエラを訪れたと主張した。

ペケルは、ビデオの中で「4トン900キロのコカインが押収された後、新しいルートを開拓するためにヴェネズエラに誰が行った。元首相のビナリ・ユルドゥルムの息子エルカン・ユルドゥルム...。彼は、コカインが押収された後、今年の年明けと2月にヴェネズエラを訪れ、4日間滞在した。」と述べた。

ペケルの主張が議論される中、公正発展党イスタンブル選出議員セルカン・バイラムが2020年12月7日付でSNS上に公開した写真では、ペケルの主張を裏付けるエルカン・ユルドゥルムの姿があるのもわかる。「トルコ・ヴェネズエラ両国議会友好団の一行とともにカラカスでトルコ教育基金の学校を訪問した。」と述べたバイラム議員のメッセージは、トルコのカラカス大使によっても共有された。

公正発展党イスタンブル選出議員でトルコ・ヴェネズエラ両国議会友好団団長のセルカン・バイラム議員は、ANKA通信社によるこの問題に関する質問に回答した。2020年1月4日金曜日に友好団としてヴェネズエラを訪問したと述べたバイラム議員は、次のように続けた。

「エルカン氏は自腹でヴェネズエラを訪問した。友好団の一員として公式にではない。このような公式訪問に企業家も参加することはある。対外経済関係理事会(DEIK)のように。エルカン氏は、自腹で友好団とは別に参加していた。」

■慈善を好む企業人

復数の社会計画があった。フリスティン・モスクの建設の最中であった。それを支援した。あれは教育基金の学校[訪問の際]の写真。病院もあったし、感染症のために問題もあった。慈善を好む企業人として感謝している。たまたま顔を合わすことになって、その後、帰られた。」

■テロ組織のメンバー

バイラム議員は、ペケルの主張についても「彼はテロ組織のメンバーで、我が国や政権を、この種の戯言で中傷している。国の安全を脅かす事態となった。このような人物が処罰を受けないことはなく、誹謗して傷つけよとの論理で、何ら目的は達せない。」


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翻訳者:新井慧
記事ID:51102