エルドアンに対する不適切な行為のかどで拘束されていたセデフ・カバシュ逮捕

2022年01月22日付 Cumhuriyet 紙

公正発展党出身のエルドアン大統領に対して不適切な行為を行ったという理由で夜間に拘束されたセデフ・カバシュ記者が逮捕された。

公正発展党出身のレジェプ・タイイプ・エルドアン」大統領に対するものとされる、画面上で述べたチェルケズの諺のために拘束されたカバシュ氏は市裁判所へ移送された。検察側はカバシュ氏の逮捕請求のために簡易刑事裁判所へ送った。

カバシュ氏は、TELE1局のテレビ番組で「非常に有名な言葉があります。王冠を戴いた頭は賢くなる、という。しかし実際見てみると現実は違います。全く反対の諺もあります。家畜が宮廷に入ったところで王にはなれず、宮廷が畜舎になる」と言ってチェルケズの諺を紹介した。

テレビ番組での発言のために、この発言に関する捜査が行われたセデフ・カバシュ氏のためにラジオ・テレビ最高評議会による調査も開始された。捜査の一環として警察は深夜2時ごろカバシュ氏をサルイェルにある自宅で拘束した。

■セデフ・カバシュが逮捕
ヴァタン通り沿いにあるイスタンブル警察局に連行されたセデフ・カバシュ氏は市裁判所に送られた。カバシュ氏は検察側から「大統領に対する不適切行為」の罪による逮捕請求のため刑事裁判所へ送られた。

逮捕請求とともに法廷に送られたカバシュ氏は逮捕が決まった。

ウール・ポイラズ弁護士はSNSで「依頼人のセデフ・カバシュ氏は大統領に対する不適切行為の罪で対処された」と情報を共有した。


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翻訳者:岩田和馬
記事ID:52277