6野党党首、トップ会談

2022年02月12日付 Cumhuriyet 紙

速報:共和人民党(CHP)ケマル・クルチダルオール党首の呼びかけを受けて、善良党メラル・アクシェネル党首、至福党テメル・カラモッラオール党首、民主党ギュルテキン・ウイサル党首、民主進歩(DEVA)党アリ・ババジャン党首ならびに未来党アフメト・ダヴトオール党首が本日(土曜日)初めて会食で一堂に会した。メラル・アクシェネルのメディアコンサルタントであるムラト・イデは「今夜以降今までとは何もかも変わるだろう」と言う一方、CHPイズミル選出のトゥンジャイ・オズカン国会議員は「トルコ政治人生で今までとは何もかも変わるだろう。来たるものが来ている」と述べた。

CHPケマル・クルチダルオールの呼びかけを受けて、善良党メラル・アクシェネル党首、至福党テメル・カラモッラオール党首、民主党ギュルテキン・ウイサル党首、DEVA党アリ・ババジャン党首ならびに未来党アフメト・ダヴトオール党首が本日(土曜日)初めて会食で一堂に会した。

野党党首の「丸テーブル」会議の主な議題は、「強化議会制」への取り組み、選挙に向けた協力の可能性、選挙に勝利した場合の「議会制移行」プロセスの計画立案および大統領候補者の選出方法であると予想される。

長い間二者会談を行ってきた6野党トップが初めて勢揃いした。チャンカヤ区のアフラトルベル施設で「夕食」として催された会談は、現地時間19時に開始した。

クルチダルオール、メラル・アクシェネル、テメル・カラモッラオール、ギュルテキン・ウイサル、アフメト・ダヴトオールおよびアリ・ババジャンが2023年の選挙ならびに「ロードマップ」について評価を行うことが予想される。

議題には国民連立(Millet İttifakı)の大統領候補者が誰になるのかというテーマはない。この会談はまた、国民連立の名称変更や保守政党が連立に残る形でさらに新たな連立を作るという未来党アフメト・ダヴトオール党首の提案も採用できないという指標になるだろう。

野党党首の初会談の後、次回会談が行われると言われている。連立の拡大、選挙前後のプロセスの計画立案に加え、最も喫緊のテーマである野党の大統領候補者の選出方法について意見交換が行われる可能性があるとされている。

■「今夜以降今までとは何もかも変わるだろう」

野党トップの歴史的な会談に関する第一報がもたらされた。

メラル・アクシェネルのメディアコンサルタントであるムラト・イデは、「33年間の記者経験が、今夜以降今までとは何もかも変わるだろうと私に言っている」とコメントした。

歴史的な瞬間をアフメト・アーリフの詩を引用して評したCHPクルチダルオール党首の顧問であるオメル・トプサカルは、「何千年もの切望のつぼみ、君の目に、目にキスするよ、希望は君にある、それがわかるか?」と写真に書き添えた。

■「来たるものが来ている」

CHPムハッレム・エルケキ副党首は、歴史的会談の初の瞬間を「トルコの民主法治国家との邂逅、またそれによって明るい未来のために踏み出された偉大な一歩」と評した。

CHPイズミル選出のトゥンジャイ・オズカン国会議員は野党トップ会談の写真を投稿し、「トルコ政治人生で今までとは何もかも変わるだろう。来るものが来ている」と述べた。

CHPイスタンブル県代表ジャナン・カフタンジュオールも野党トップが丸テーブルを囲んだ写真を「儲けを共にしているのではない、主義を共にしているのだ…」という一言とともに投稿した。

■民主党:全て良くなる

民主党ビュレント・シャーヒンアルプ副党首は、歴史的な写真を投稿して「全て良くなる!」と述べた。

■未来党:いかなる議論の場にも出る

未来党ムスタファ・ギョゼル副党首も、「ダヴトオール氏の側にある未来党は、国が今立たされている危機的局面から脱却するために、また社会のどの部分も失わず、得たものが守られ、誰も誰かに報復することのない公平な秩序が作られるために尽力し、国益にかなうあらゆる議論の場に参加します」と声明を出した。


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翻訳者:安井 悠
記事ID:52537