エルドアン大統領「NATOの対応は言葉だけ」ウクライナ問題

2022年02月25日付 Cumhuriyet 紙
公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、金曜礼拝の後に会見を行った。ウクライナ・ロシア間の緊張状態に関して「NATOの態度に対する我々の態度は明確だ。従来のような非難の狂乱に戻るべきではない。より確固とした措置を講じる必要がある。」と述べた。

ロシアの侵攻の2日目、公正発展党のエルドアン大統領は記者らの質問に回答した。NATOの声明に関してエルドアン大統領は、「NATOはより確固とした措置を講じる必要がある。これに関して尊敬すべき事務総長と中身のある会談を行った。NATOは確固とした措置を講じるべきだ。」と述べた。

エルドアン大統領の会見の中で目立った点は以下の通り

「従来の非難の狂乱に戻るべきではない。NATOはより確固とした措置を講じる必要がある。これに関して尊敬すべき事務総長と中身のある会談を行った。NATOは確固とした措置を講じるべきだ。

ウクライナにいるトルコ国民の退避のために、大使館も総領事館もあらゆる措置を講じる用意がある。当地にいるトルコ国民および学生たちが大使館や総領事館に助けを求めることに関して発表を行った。陸路で安全な地域を経由して退避することを計画している。

■『EU・西欧的価値観は確固とした立場を示さなかった』

欧州連合は、ウクライナへ何度も勧告をしている。欧州連合に加え西欧的なあらゆる価値観[の持ち主]は、残念ながら、批判的、確固とした態度を示さなかった。では、どうするのだろうか?今日のNATO会談ではいかなる措置を講じるのか、どのような措置を講じるつもりなのか、このことを議論しよう。現在まで多くの勧告をしてきた西欧諸国は、同じことを続けている。」


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翻訳者:関口ひなた
記事ID:52705