エルドアン大統領「プーチン・ゼレンスキー会談をイスタンブルで」

2022年04月01日付 Hurriyet 紙

エルドアン大統領は、金曜礼拝の後、記者らの質問に回答した。エルドアン大統領は、ウクライナのゼレンスキー大統領とロシアのプーチン大統領がイスタンブルで会談し得ると明かし、「もしイスタンブルで首脳会談が実現し、最終的には好ましくない潮流をよい状態に戻す決定が両首脳によって実現することになれば、トルコとして非常に喜ばしく思うことになろう。」と述べた。

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ウスキュダルにあるハズレティ・アリ・モスクで金曜礼拝を行った。金曜礼拝には、エルドアン大統領にイスタンブル県知事アリ・イェルリカヤと大統領府通信担当長官ファフレッティン・アルトゥンが同行した。同大統領はモスクを後にした際、記者らの質問に回答した。

■エルドアン大統領の発表は…。

■イスタンブルでプーチン・ゼレンスキー会談は可能か?

「昨日ゼレンスキー氏と会談した。今日は、16時頃プーチン氏と会談を行う。両首脳と行う予定の会談では事前協議の結果として至った合意といえるもの、この成果を直接両首脳を軸に、特にクリミアとドンバス地域について何らかの措置を講ずるため、最高レベルで両首脳と会談を行い、我々がこれを主催しうると提言した。ゼレンスキー氏は前向きな見解を示している。プーチン氏も先日前向きな姿勢となっていた。今日行う会談により、スケジュール的に見て何時になるのかを両者は明らかにするだろう。これにより、イスタンブルでそのような首脳会談を実現し、その結果、願わくは好ましくない潮流をよい状態に戻す決定が両首脳によって実現することになれば、我々も、もちろんトルコとして非常に喜ばしく思うことになろう。」

■問題の機雷

「機雷については、ご存知の通り除去された。これに関して、とりわけ海軍が重要な任務を担い、追跡中である。現在のところは悩ましい問題ではない。これ以降の段階に向け、防衛大臣をはじめとして海軍があらゆる手段を用いて動向を追っている。問題はないが、対策を怠ることはない。」


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:関口ひなた
記事ID:53206