ゲズィ裁判判決に抗議の群衆に警察介入

2022年04月27日付 Cumhuriyet 紙

ゲズィ裁判で下された各種の決定がタクシム連帯グループの呼びかけとともに抗議が行われている。タクシム連帯グループの呼びかけを受けて市民たちはタクシムの建築家商工会連合(TMMOB)の前に集い始めた。一同に会した参加者たちは、「全ての場所がタクシム、全ての場所が抗議!」、「これは未だに始まりに過ぎない、闘争を継続しょう」というスローガンを放った。ここで行われた記者会見の後、イスティクラル通りを歩いた参加者たちに対して警官が介入した。数多くの人員が逮捕された。


ゲズィ裁判における実刑の決定の後にチャーラヤン司法裁判所の前で正義の訴えを始めたタクシム連帯グループは、今日夜19:00にイスティクラル通りで行われる予定の抗議活動への参加の訴えを行った。

国の各都市では今日、抗議活動への訴えが行われた

タクシム連帯グループは、ゲズィ裁判においてオスマン・カヴァラ氏に対して重罰化された終身刑、ミュジェッラ・ヤプジュ、タイフン・カフラマン、ミネ・オゼルデン、チーデム・マテル・ウトゥク、イート・アリ・エクメクチ、アリ・ハーカン・アルトゥナイ、シェラハッティン・ジャン・アタライ氏について18年間の懲役刑が下された後に、チャーラヤン・イスタンブル司法裁判所の前で正義の訴えを始めた。連帯は今日夜7時に行われる抗議活動の発表に対しても呼びかけを行った。

昨日の夜に行われた発表で、「ゲズィ裁判においてもたらされた不当な決定に対して行った記者会見は明日(火曜)19:00にタクシムのトルコ技術者及び建築家商工会連合(TMMOB)の前で会いましょう」という表現が用いられた。

■「ゲズィの逮捕者たちは私たちの誇りだ」

抗議活動においてCHPグループ会派副代表のオズギュル・オゼル氏、CHPイスタンブル選出議員トゥラン・アイドーアン、CHPイスタンブル国会議員アイクト・エルドードゥ、人民の民主主義党(HDP)イスタンブル議員ムサ・ピロール氏、HCPイスタンブル選出議員オヤ・エルソイ トルコ労働党(TİP)代表エルカン・バシュ氏、トルコ労働党イスタンブル議員アフメト・シュク氏、労働党(EMEP)党首エルジュメント・アクデニズ氏、SOL党PMメンバーのアルペル・タシュ氏とゲズィ公園の講義活動の際に警察が放射したガスのカートリッジが命中した結果、命を落としたベルキン・エルバン氏の母親、ギュルシュム・エルヴァン氏も参加をした。

一同に会した抗議者たちは「全ての場所がタクシム、全ての場所がプロテスト」そして「ゲズィ事件の逮捕者たちは私たちの誇りだ」、「これは始まりに過ぎない。闘争を続けよう」というスローガンを発している。

■ここで読まれた記者会見では以下のような表現が加えられた:

「政府への信頼がかなり減退して、裁判所から正義がなくなってしまうということについて私たちの信念が減退してしまった国です。ゲズィ裁判によって発表された様々な決定の後に、昨日からその収入に対して、また自然の強奪に対しての抗議を行う人たちが、私たちの人生に対しての闘争と言う何百万人もの声に対して声をあげている人々が、ゲズィ公園は公園として残り続けるようにと努力をしている建築家、都市計画者そして弁護士たちが「重罪化された終身刑そして刑務作業」によって罰があたえられる国の状態になりました・

ゲズィは公園として残るようにと、タクシム連帯グループの構成員たちと共に、最初の日以来、建築部屋の名目で職業もしくは立法の試みを始めた建築者連盟の環境影響評価機構の秘書

チーデム・マテル、ハーカン・アルトゥナイ、ミネ・オゼルデンとイート・アリ・エクメクチ氏が、それぞれ18年の禁固刑によって処罰され、また4.5年間に渡り証拠なしまた証言者がなく刑務所に収容されており、そしてそれら全ての前にゲズィ公園について「革命への企て」といった奇妙な告発によって「重罰化された終身刑」を受けた国の同胞となったのだ。

■「最も基盤となる憲法の権利が無視される国となった」

警察の公的書類によれば最低でも3500万人の人間がゲズィにやってきて支援を行い、メッセージを送り、ボレキを持ち込み、診療所を作り、図書館を建設し、公開の食事会を開き「終身刑と刑務作業刑によって恐れられようとする国となった。

独裁政権の要請に従って決定を下す裁判所には法が存在せず、証言者が存在せず、証拠がなく高圧的で、恣意的で一貫性のない決定がとられるこの政権において、民主主義と権力の分離と最も基本的な憲法の諸権利が無視される国となったのだ。

ゲズィ公園だけでなくカズダーからジェラッテペへ、北の森林からサルダ胡に至るまでの緑豊かな自然を有している若者たち、そして環境団体の敵対者となる国という状態になったのだ。
ゲズィ公園を所有しようとしたために、「生活にこれ以上、介入をするな」と言ったために、ゲズィのプロテストの際に、警官の暴力によってその命を落とした殺人者たちが黙認をされた、この残虐な行為に立ち向かう人たちに対して禁固刑が与えられる国となったのだ。

ゲズィで、大きな声を上げて「私たちはやってきた」と言った女性たち、LGBTİ+の個人たちの要求が無視された、殺人事件によって犠牲となることに声を上げるのを妨害される国となってしまったのだ。

労働者たちのパンに、村の生産物を所有しようとは望まない、生活のためのお金がかかり、労働の対価が安かったためにこの調和が問われる労働の対価を要求するために声を上げる人々が裏切り者としてみなされる国となってしまった。」

■群衆に警官隊が襲撃:数多くの逮捕者

ゲズィ裁判に対しての決定に反応を示すために行われた記者会見の後にイスティクラル通りへと繰り出した群衆に対して警察隊が介入した。数多くの人々が逮捕された。

■アンカラでも抗議活動

労働組合と労働者団体たちはアンカラにおいて「ゲズィ裁判」の各種の決定に対しての合同の反応を提示した。革命労働組合連盟(DİSK,)、公務員組合連盟(KESK)、トルコ技術者会議所連合(TMMOB)、アンカラ医師協会、アンカラ自由会計士協会そして物品アドバイザー連合がおこなった合同の発表において、
「私たちの友人たちを決して孤独なままにすることはしない。ゲズィの抗議活動を、この国の将来を所有しようとする民主主義と自由の叫びを黙らせることは出来ないだろう」と語られた。
革命労働組合連盟(DİSK,)、公務員組合連盟(KESK)、トルコ技術者会議所連合(TMMOB)、アンカラ医師協会、アンカラ自由会計士協会そして物品アドバイザー連合

抗議活動の際に「AKPの責任は労働者たちが追及する」、「ありとあらゆる土地がゲズィで、全ての土地が抗議活動」、「政府は辞任を」、「その日はやってくる、車輪は回るだろう、AKPが国民たちに責任を問うだろう」、「ファシズムに対して肩をとろう」というスローガンが叫ばれた。

発表に参加をした大学の学生たちは、これを受けて「私たちはゲズィの当事者だ。あなた方は去り行くものだ」、「ゲズィ事件のトーチを手から手へと渡そう」、「ゲズィを、将来を私たちは守る」、というプラカードを掲げた。

発表では、「AKPからの発表は労働者たちが問いかけるだろう」、「全ての場所はゲズィであるし、全ての場所が抵抗の場だ」、「政府は辞任しろ」、「その日は来る、車輪は回りAKPは国民に対して責任を問うだろう」、「ファシズムに対して肩を取ろう」というスローガンが投げられた。


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翻訳者:堀谷加佳留
記事ID:53341