NATO事務総長のトルコ発言「大事な同盟者」

2022年05月15日付 Cumhuriyet 紙

北大西洋条約機構(NATO)のイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、スウェーデンならびにフィンランドのNATO加盟に関するトルコの姿勢を評した。

NATOのベルリン外相サミットの後開かれた記者会見にビデオをつないで参加したNATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、「トルコは北欧諸国の加盟申請を阻みたくはないと明言した。トルコが伝えている懸念は、加盟資格や加盟手続きに遅れが出ないように対応できると確信している」と話した。

イェンス・ストルテンベルグは、「トルコは重要な同盟国だ。トルコは懸念点をいくつか述べており、NATOでは今までと同様に懸念があれば互いに歩み寄ることができると確信してる」と述べた。

ストルテンベルグは、「どの加盟国もNATOの門戸開放主義を支持しており、スウェーデンならびにフィンランドがNATO加盟に値するという件については一致している。NATO加盟はフィンランド、スウェーデン、ヨーロッパにとって歴史的瞬間になるだろう」と述べた。

事務総長はまた、両国の承認手続きをなるべくスピードアップしたい、地域における同盟の存在感を高めるためにも、当分の間安全保障を確保する道を模索すると加えた。


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翻訳者:安井 悠
記事ID:53449