シリア:北・東シリア自治局共同副議長がシリア政府に「対話」への参加を呼びかけ

2022年05月29日付 その他 - Snack Syrian.com 紙

■北・東シリア自治局共同副議長「我々はシリアにとって不可分の存在であり、扉は対話に向けて開かれている」

【スナック・シリアン・ドットコム】

(シリアのジャズィーラ地方の大部分を支配している)北・東シリア自治局渉外関係局のファナル・カイート共同副議長は、シリア人同士によってなされる解決や対話に向けての自身らの信頼を表明しつつ、同自治局が「シリアにとって不可分の存在であり、扉は対話に向けて開かれている」と述べた。

北・東シリア自治局のFacebook公式ページが伝えたところによると、カイート氏は同自治局がアルバニアおよびコソボ両共和国からの使節団を迎えた際、次のように述べた。「トルコによる昨今の脅威は平和と安全保障に危険を及ぼしており、その帰結は地域にとって破滅的なものとなる。トルコが行ういかなる侵攻も、多くの避難民とさらなる犠牲者の波をもたらすことになるだろう」。

昨今、トルコがシリアに対して新たな侵攻を行うとの脅迫の数が増している。このような状況のなか、いかなる侵攻を抑えるためのもっとも手早い手段とは、シリア政府と自治局がいち早く合意に達することであろう。

シリアの日刊紙『ワタン』が先週金曜日、複数の地元筋の話として伝えたところによると、同国軍はロシア軍機による航空支援を受けながら、対トルコ国境付近に位置するハサカ県ダルバースィーヤ市で「シリア民主軍」(北・東シリア自治局の軍事部門)との合同パトロールを実施した。


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:国際メディア情報センター
記事ID:53521