シリア:シャーム解放機構の指導者が姿を現す、イドリブ県北部の各村向けの「飲料水汲み上げプロジェクト」に着手か

2022年06月10日付 その他 - Baladi News.com 紙

■シャーム解放機構のジャウラーニー指導者が久しぶりに姿を現す…イドリブ県北部に位置するジャバル・スッマーク村など各村への飲料水汲み上げプロジェクトを始動させたか

【バラディー・ニュース・ドットコム】

「シャーム解放機構」のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者は、同機構傘下の「シリア救済政府」の管理下にあるハーリム地区の代表団とともに、イドリブ県北部に位置するジャバル・スッマーク村など向けの飲料水を確保するためのプロジェクトを始動させた。

イドリブ県郊外部の情報筋は、本サイトに対し次のように明らかにした。「シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者は昨日水曜日、イドリブ県北部のカフル・タハーリーム市付近に位置するジャバル・スッマーク諸村からやってきた多くの名士らと面会した」。

さらに同筋によると、この会合には「シャーム解放機構の民間・政治部門であるシリア救済政府の管理下にあるハーリム地区から多くのメンバー、高官らが同席した」という。

さらに同筋は、同会合の出席者らがジャウラーニー指導者およびハーリム地区当局者らとともに、同地区がさらされている(公共)サービスにかかわる諸問題について議論したことを明らかにした。またその際出席者らは、それら諸問題の改善、特にドゥルーズ派信徒が人口の過半数を占める同地区における、民間人向けの飲料水サービスの改善を求めたという。

同会合が終了したのち、出席者らはジャウラーニー氏およびハーリム地域当局者らとともに、同地域内に存在する複数の村に飲料水を提供するための、井戸汲み上げプロジェクトの始動へと着手した。一方それに掛かる費用については、住民らがその多くを負担したという。

(後略)


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翻訳者:国際メディア情報センター
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