イラク:イスラーム国によるモスル陥落から8年...(7)

2022年06月10日付 al-Quds al-Arabi 紙

■モスル市陥落を想起しつつ…:カーズィミー首相は同市で過去の過ちが繰り返されぬよう求める

【バグダード:本紙】

同様に在バグダード米国大使館もその攻撃を非難した。同大使館は声明のなかで「アメリカ合衆国は市民の負傷や物的損害をもたらしたこの攻撃を非難する」と表明した。

さらに同声明で「クルディスタン地域を含むイラクに、この事件のような無差別攻撃にとっての余地はない。こうした攻撃は国の権威を毀損し、イラク国民の平和と安全を脅かすものである」と述べた。

続けて、「アメリカ合衆国は、安全で安定しており、繁栄し民主的なイラクに代表される我々の共通の目標に向けて、イラク人のパートナーたちおよびクルディスタン地域との協働へのコミットメントを確認する」と述べた。

同様に、マスウード・バーリザーニークルディスタン民主党党首は、アルビール市が晒されている度重なる攻撃を非難し、「実務的な立場」を要請した。

さらに「我々はアルビールでの卑劣なテロ攻撃を激しく非難するとともに、これらのテロ攻撃や過去の暴力行為の手を引いている主体が既知であり、この不当な行為の目的が非常に明確であることを表明する」と述べた。

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翻訳者:萩原優太
記事ID:53626