ソイル内相「共和国の2世紀目には、自分たちらしく生きる」

2022年07月10日付 Cumhuriyet 紙
トルコのスレイマン・ソイル内務大臣が、「我々は、共和国の2世紀目には自分らしく生き、トルコのさまざまな文明的価値観に基づき生きる。誰が何と言おうと国民の意思に従って生き、外から輸入された考え方によって未来を築くつもりはない」と発言した。

ソイル内務大臣は、トルコ首長相互協力プロジェクト閉幕プログラムにおいて講演を行った。同プログラムにはソイル内務大臣に加え、憲兵隊のアリフ・チェティン総司令官、沿岸警備隊のアフメト・ケンディル司令官、アンカラ知事のヴァシプ・シャーヒン氏、以下、多数の地域の首長らが参加した。

ソイル大臣は、首長らからの要望を受けて実施された各種取り組みについて、「まずアンカラの首長公舎の建設が続いている。また、首長公舎が地域の建造物と調和したかたちでなされるような関連プロジェクトが完了し、入札段階にまで来ている。ニーズを見極め、スケジュールを立てている。首長らから我々への最優先の要望だった『首長公舎への防犯カメラ設置』計画についても、我々は迅速に取組を続けている。さらに、『マックス計画』の首長モジュール・アプリケーションを開設した。このモジュールは、いわゆるデジタル分野での我々の手となり足となった」と述べた。

■「外から輸入された考え方によってではなく」
ソイル内務大臣は、首長らに対する災害教育も継続されていると話し、スピーチの締めくくりでは、議論を醸す表現を使用した。曰く、トルコ共和国の1世紀目がもうすぐ終わろうとしているとし、「我々は、共和国の2世紀には自分らしく生き、トルコのさまざまな文明的価値観に基づき生きる。誰が何と言おうと国民の意思に従って生き、外から輸入された考え方によって未来を築くつもりはない。みずからの理性と知力、そして精神に付き従うつもりである」と述べた。


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翻訳者:原田星来
記事ID:53726