ハッキャーリー県ユクセキオヴァ郡でイナゴ大群被害

2022年07月16日付 Hurriyet 紙

ハッキャーリー県ユクセキオヴァ郡で耕作地に約20日にわたってイナゴの侵入が発生した。 平野や一部の村で駆除剤の散布作業が開始されたが、地域の人々はイナゴの来襲により作物が被害を受けたと述べた。

ユクセキオヴァ郡の農地でイナゴの大群が侵入している。地元の人々は、イナゴが日ごとに増えることを心配している。 郡内のアルトゥンオルック、ベシュブラック、ヨンジャルックの村や平野では、バッタにより耕作地に被害が発生している。 地域の人々は、駆除剤の噴霧作業を始めたが、このような激しいイナゴの侵入には初めて遭遇したと話した。

■「私たちは解決策を望んでいます。」

エルジャン・チャクマックさん(38)は、イナゴに可能な限り対処していると話し、「小麦とクローバーを収穫できない状態になりました。何日も薬を撒いています。イナゴの群れの数は日ごとに増えています。私たちは近年で最も豊作の年を迎えています。しかし、私たちの作物はイナゴによって被害を受けています。私たちは解決策を望んでいます。」と述べました。

■見のがさないでください

アギット・チャクマック氏は、過去にイナゴがいたが、これほどまでに恐ろしい大群はなかったと述べ、「私は73歳ですが、今までこんなものを見たことがありません。このようなイナゴの群れは初めて見ました。私たちは被害者です。バッタが私たちの麦畑に襲いかかりました。「今年は実り多い年でした。私たちは良い収穫が得られると思っていました。しかし、ここ3週間のイナゴによる被害が大きな割合に達しました。」と話した。

■「幼虫のうちの薬剤散布が効果的」

農業技術者のルドヴァン・イイトさんは、駆除剤の噴霧作業が遅れていると述べ、この地域のいくつかの村では20年以上イナゴとの闘いが続いており、何年かは特に群れの規模が大きかったと話した。 イイトさんは、(イナゴの発生は)気候や気象条件によって状況は異なると言い、「しかし、イナゴが幼虫期にある3月と4月の、薬剤による対策が効果的です。 今年のダールジャ地域での私の仕事の結果、4月に適切な農薬と散布をすることで、この地域のバッタの個体数を抑えました。」と述べた。


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:宮崎友裕
記事ID:53762