トルコ外務省報道官、シリア問題解決への見解発表

2022年08月12日付 Milliyet 紙

外務省のタンジュ・ビルギチ報道官は「トルコは難民の自発的かつ安全な帰国のために適切な準備を行い、戦争に対しては国連安全保障理事会の第2254号決議で決定されたロードマップに沿って解決に向けた努力に有効な寄与を行っている」と述べた。

外務省のビルギチ報道官は、トルコのシリア内戦に対するアプローチについて文書でコメントした。

ビルギチ報道官は、トルコは人々の期待に沿って合法的な解決策を見出すために最も努力しているとしたうえで「この範囲内で、トルコは戦場における停戦の維持とアスタナ・ジュネーブ合意に沿った憲法委員会の設立において指導的な役割を果たし、敵対勢力と審議委員会に対しては政治的な手続きの面で全面的な支援を提供した。今のところ、政権が足を引っ張っておりこのプロセスは前進していない。大臣が昨日述べた内容もこのことを強調している。何百万人ものシリア人を一時的に保護しているトルコは、難民の自発的かつ安全な帰国のために適切な準備を行い、戦争に対しては国連安全保障理事会の第2254号決議で決定されたロードマップに沿って解決に向けた努力に有効な寄与を行っている」と述べた。

ビルギチ報道官は、トルコは国際社会のすべてのステークホルダーと協力し、内戦をシリア国民が望む形で恒久的に解決するための努力に対して多大な寄与を継続するとしたうえで、シリア国民との連帯の継続を強調した。


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翻訳者:神谷亮平
記事ID:53895