年初来の違法移民追放、約7万人

2022年08月16日付 Hurriyet 紙

内務省移民局は、「監督と取締りの結果、年初から現在までで14万6252人の違法移民を検挙した。全ての国籍を合わせると、今年だけで6万9692人が国外強制送還された。昨年の同期間と比較すると、強制送還の件数は142%増加している。」と発表した。

内務省移民局は、書面での発表で以下のように述べている。

「2022年に国外強制送還された違法移民の数は、昨年の同期間と比較すると142%増加し6万9692人を記録した。うち4万1492人はアフガニスタン国籍、7772人はパキスタン国籍、2万428人はその他の外国籍である。

■2022年、トルコへの違法移民19万2449人の入国を阻止

内務省移民局と治安機関の職員は、連日、違法移民の問題に絶えず取り組んでいる。我が国の国境警備を最高水準に保ち、トルコへの違法移民の侵入を阻止している。この中で、2021年には東部・南部地域で45万1096人の違法移民の入国を阻止した。2022年に入国を阻止した違法移民の数は、19万2449人となっている。

■2022年、14万6252人の違法移民を検挙

違法移民との闘いの一環として、違法移民と仲介業者の特定・解明のため、全治安組織機関による道路規制も強化されている。監督と取締りの結果、年初から現在までで14万6252人の違法移民が検挙された。

■2022年には6万9692人、6年間で39万5201人の違法移民が国外強制送還

非合法的な手段でトルコに入国した人々の国外強制送還を継続する中、ヨーロッパの平均をはるかに上回る水準で送還に成功している。全ての国籍の人を合わせると、今年だけで6万9692人の違法移民が強制送還された。昨年の同期間と比較すると、国外強制送還の件数は142%増加している。

国籍別に国外強制送還された人数を昨年同期間と比較すると、アフガニスタン国籍の人は133%、パキスタン国籍では96%、その他の国籍では196%増えている。

2016年から現在までで国外強制送還された違法移民の数は39万5201人に上っている。

■アフガニスタンとパキスタンへ173便のチャーター便

2022年には、アフガニスタン行きの171のチャーター便により3万1459人、定期便により1万33人、計4万1492人のアフガニスタン人が自国への途に就いた。

パキスタンへは、2便のチャーター便、そして定期便によって7772人の違法移民が無事送還された。

■2万540人収容可能な送還センターでヨーロッパを引き離す

トルコの送還センターは30カ所に増え、収容可能人数は2万540人に増強された。このように我が国の送還センターは、ヨーロッパ各国のセンターの収容可能人数を上回った。現在、トルコの送還センターには91の異なる国籍の外国人1万7054人(うちアフガニスタン国籍5239人、パキスタン国籍 4942人、 その他の国籍6873人)が拘留されており、国外強制送還手続きが続いている。

■自主帰国したシリア人は、51万7289人に上る

自主帰国する人も増え続けている。今日までに51万7289人のシリア人が自主帰国という形で自国に帰った。

■70万9936人はヨーロッパへ

2016年から今日までヨーロッパに渡った外国人は70万9936人と記録されている。


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:金子萌
記事ID:53911