歌手ギュルシェン、保釈に関する注目点

2022年09月09日付 Cumhuriyet 紙

[イスタンブルの]アタシェヒルで2022年4月30日に開催したコンサートの中でイマーム養成学校に対し行った発言により逮捕され、その後異議を唱えて自宅軟禁を条件に保釈されたギュルシェンさんについて、注目の詳細が明らかになった。

歌手のギュルシェンさんは、4月30日のコンサートの中でイマーム養成学校に対する発言をおこなってここ数日の間に逮捕され、その後司法的な監督を条件に保釈された。

記者のタラット・アティラは、8月29日に保釈されたギュルシェンさんに関する自宅軟禁の判決の先立ち、彼女がとった決定を明らかにした。

アティラが記者はこれについてTwitter上に投稿した内容は以下の通り。

「歌手のギュルシェンが自宅軟禁を条件に保釈されると、特別機で向かったボドルムで自宅軟禁を過ごしている。なぜなら…自宅軟禁が下された日に、ギュルシェンの居住登録はイスタンブルからボドルムに移っているからだ。」

■何があったのか?

イスタンブル検察は、彼女に関しトルコ刑法の第216条に基づいて「人々を悪意と憎悪に駆り立て、または侮辱した」罪状で捜査を開始した流れで、ギュルシェン・バイラクタル・チョラクオールさんを8月25日木曜日に逮捕した。

チョラクオールさんの弁護士による異議申し立てを検討した輪番担当の第27イスタンブル第一審刑事裁判所は、8月29日月曜日にチョラクオールの「自宅軟禁」を条件とした保釈を決定していた。


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翻訳者:関口ひなた
記事ID:54025