モロッコ:ムハンマド6世はアルジェリアで開催予定のアラブ連盟首脳会議に「個人的に」参加

2022年09月12日付 al-Quds al-Arabi 紙

■仏雑誌が公表…モロッコ国王ムハンマド6世はアルジェリアで開催予定のアラブ連盟首脳会議に「個人的に」参加

【パリ:本紙】

フランスの「ジューヌ・アフリク」誌が、同誌いわく「事情に極限まで精通した複数筋」の話として伝えたところによると、モロッコ当局の指示により、サウジアラビア、カタール、UAE、クウェート、バハレーンを含む湾岸諸国に対し、「モロッコ国王ムハンマド6世は、11 月1日-2日にアルジェで開催が予定されている第 31 回アラブ連盟首脳会議に『個人的』に参加する」との通知がなされた。

同誌はさらに、モロッコ国王による第31回アラブ連盟首脳会議への参加が、「モロッコ政府とアルジェリア政府の間の新たな時代の幕開け」を意味しているかとの問いを投げかけた。

ジューヌ・アフリク誌はさらに同複数筋の話として、モロッコは同様の通知を行っただけに留まらず、「アラブ首脳会議の成功を確実なものにする」ことを目的として、湾岸諸国の首脳らに対し、「非常に高度なレベルで」同会議に参加するよう奨励するための複数の措置を講じたことを明らかにした。

さらに同誌が示唆したところによると、モロッコ国王ムハンマド6世は、アルジェリアのアブドゥルマジード・タブーン大統領が、アブドゥッラシード・ティッビー法務大臣という特使を介して、同国王に送ることを決断していた(会議参加への)呼びかけに、「いかなるかたちであれ返答するはずであった」という。

(後略)


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翻訳者:国際メディア情報センター
記事ID:54053