イスラエル:テルアヴィヴ市近郊のホロン地区でイスラエル国民1人が殺害

2022年09月21日付 al-Quds al-Arabi 紙

■テルアヴィヴ市近郊で84歳のイスラエル国民が「民族主義的な」動機によって殺害される

【テルアヴィヴ:本紙】

イスラエル占領軍は、テルアヴィヴ市近郊のホロン地区で、女性入植者(イスラエル国民)1人が殺害されたと明らかにした。一方同国のメディアは、この入植者が「民族主義的な理由」によって殺害されたと報じた。

イスラエルのヘブライ語放送局である「チャンネル12」が報じたところによると、同国の警察は事件現場付近の建設現場にいたパレスチナ人労働者に対する取り調べを行っている。

さらに「チャンネル14」は、イスラエル警察庁長官の話として、「ホロン地区で84歳のイスラエル国民の殺害および犯人の逃走をもたらした事件は、『愛国主義的な』出来事であった」と伝えた。

イスラエル警察はその後、容疑者の名前を特定した。同警察によると容疑者はヨルダン川西岸地区のカルキリーヤ市出身のムーサー・サルスールであり、28歳のパレスチナ人だという。


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翻訳者:国際メディア情報センター
記事ID:54091