パレスチナ:ハマースの在外指導者がイスラエルへの支持を表明した英首相の声明を糾弾

2022年10月04日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イスラーム抵抗運動(ハマース)の在外指導者サーミー・アブー・ズフリー氏がイスラエルへの支持を表明した英首相の声明を糾弾

【ガザ:本紙】

「イスラーム抵抗運動」(ハマース)火曜日、英国のリズ・トラス首相が自身を「シオニスト」と評したうえで、イスラエルへの支持を表明した声明を非難した。

同運動のパレスチナ国外指導部のメンバーであるサーミー・アブー・ズフリー氏は、自身が「シオニズムへの多大な支持者である」としたトラス氏の声明について、「シオニスト占領政体への迎合にならび、我々の国民に対する侵略的意思を示すものである」と述べた。

さらにアブー・ズフリー氏は、トラス氏の声明が「100年以上前になされたバルフォア宣言以来、我々の愛国的大義に対する英国の犯罪がいまだに継続していることを表している」と付言した。

さらに同氏は「このように、無実の子供たちに対する殺害に口実を与えるような人々は人類の恥である」との見解を示した。

これに先立ちSNSユーザーたちは、日曜日にバーミンガムで開催された式典でスピーチするトラス氏の映像をシェアしていた。同氏はそのなかで自身を多大なシオニスト」として評し、自国が「イスラエルを防衛し、イランが核兵器を入手することを許さないだろう」と述べていた。

(後略)


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:国際メディア情報センター
記事ID:54186