パレスチナ:軍事検問所で発生した発砲によりイスラエル兵2名が重傷を負う

2022年10月08日付 al-Quds al-Arabi 紙

■占領下エルサレム北部の軍事検問所で起きた発砲によりイスラエル兵2名が負傷

【本紙】

土曜夕方、占領下エルサレムの北部に位置するシャアファート・キャンプの入り口にある軍事検問所で起こった発砲によりイスラエル兵2名が重傷を負った。

イスラエル警察は声明で、(イスラエルに属する)シャアファート検問所での発砲事件に関する報告を受けたことを明らかにした。同警察はさらに、その結果事件現場にいた国境警備隊の隊員2名が負傷し、医療責任者によって直ちに彼ら2名の状態が重篤であることが明らかにされたと述べた。

さらに事件現場に警察部隊が召集され、現場から逃亡した容疑者の捜索を開始したことを明らかにした。

SNS上で拡散された動画では、シャアファートで爆竹を鳴らしながら祝福するパレスチナ人らの姿のほか、検問所付近での緊迫した状態と地面に横たわるイスラエル兵2名の姿が映し出されている。

エルサレム市およびその近郊では、イスラエル警察がバーブ・アームード地区付近での平和的なスカウト行進を鎮圧した正午あたりから緊張状態が続いている。またその際パレスチナ人5名が負傷し、逮捕者が複数発生した。


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翻訳者:齋藤公佑
記事ID:54208