チュニジア:自由憲法党党首が当局によるデモの妨害に抗議しハンストを続ける

2022年10月17日付 al-Quds al-Arabi 紙

■アビール・ムースィー氏がブルギバ通りで体調不良に見舞われる

【チュニス:本紙】

自由憲法党のアビール・ムースィー党首は月曜(17日)、ハビーブ・ブルギバ通りにある内務省庁舎前での座り込みデモの最中に体調不良に見舞われた。

ムースィー氏のFacebookページでは、3日間前から始めたハンガーストライキのせいで彼女の健康状態が悪化していると伝えられた。なお、彼女は救急隊に囲まれ病院へ運ばれたという。

通りに大勢集まったムースィー氏の支持者たちは、国家を歌うのに加えて、「チュニジアは自由、カイス・サイードは退場」「アビールよ、人々はあなたと共にある」といったシュプレヒコールを繰り返した。

ムースィー氏は、チュニジア当局が彼女の「国家を破壊する行為に対する平和的な抗議」の権利を妨害していると非難し、3日前にハンガーストライキを始めていた。

彼女は自身のFacebookページに「私の武器は法律であり、啓蒙的な思考だ。私は傲慢な人々を訴え、私の権利と、私の党と私の祖国の権利のために立ち上がる。」と、綴っている。また、選挙への立候補登録活動の開始について、以下のようにコメントした。「今日、売国奴たちは正統性のない選挙に立候補すべく正統性のない機関に殺到している。そして彼らは漫画の(ような偽りの)議席を得て漫画(のような偽りの)リーダー劇のエキストラ役を演じるのだ。非常に多くの犯罪が、世界が見ている中で、そして国内外の人権団体や選挙監視団体が沈黙する中で行われている。我々は気高い反逆者のままでいて、チュニジアを取り戻し、チュニジア人のもとに返すだろう。」

(後略)


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翻訳者:国際メディア情報センター
記事ID:54274