イスラエル:バーレーンと農業分野での協力協定に調印

2022年10月20日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イスラエルは、農業協力の分野でバーレーンとの「歴史的な協定」の調印を発表

【ガザ:本紙】

イスラエルはバーレーンと農業分野で同国が「歴史的」と称する協定に調印したと発表した。

イスラエルの報道でオデッド・フォレル農業大臣の発言として伝えられたところによると、大臣は農業分野におけるイスラエルとバーレーン間の協力を強化し拡大するための共同宣言文書に、バーレーン側のワーイル・ビン・ナースィル・ムバーラク農業大臣と署名したという。

また、フォレル大臣は、これは農産物(生産)を拡大し、その品質を向上させるための知識、技術、多様な製品についての相互交流に加えてもたらされた協定だと指摘した。 

そして「本日、我々はエイラトとエリオト地区を海と砂漠からの食料の国際研究拠点に変えるという、政府の決定により整えられた道の第一歩を踏み出した。」と述べた。

さらに、バーレーンの農業大臣とのこの署名は世界中の農業大臣とモロッコ、ヨルダン、UAEの上級代表団が出席した会議を背景に行われたことを示した。

また、彼はこの合意を「イスラエルを海と砂漠からの食料の研究開発拠点にするための協力における重要な一歩」と評した。

イスラエル農業農村開発省は、この類の初の国際会議にモロッコが参加すると発表していた。なお、会議はヨルダン、バーレーン、マルタを含む多くの国の上級代表団や学者、そして専門家が参加し10月18日から20日までエイラトで行われた。


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翻訳者:西川舜
記事ID:54289