ビラール・エルドアン、教育テクノロジーサミットで講演

2022年10月22日付 Milliyet 紙

YETEVのビラール・エルドアン理事長は、「教育に熱心な同僚とともに、教育技術を用いることで、さらなる効率化を進めることができることがわかりました」と話した。

新トルコ教育財団(Yeni Türkiye Eğitim Vakfı, YETEV)による「教育テクノロジーサミット」が開催された。財団付属のイェニドーウ学園のチェクメキョイキャンパスにおいて開かれたサミットは、新トルコ教育財団のビラール・エルドアン理事長も出席した。ビラール・エルドアン理事長は、講演で次のように話した。

「感染症の流行は、教育現場で使われているテクノロジーが、私たちの生活や学校、教室にに及ぼす影響は、私たちが考えている以上に早く起こることを示しています。私も色々な面ですでに抵抗はなくなりました。2011年に、パレット校を設立したとき、私は、学校でタブレットを使用することに抵抗があったと言えます。結局、教育に熱心な同僚とともに、教育技術を用いることで、さらなる効率化を進めることができることがわかりました。私たちは、このことをイブン・ハルドゥーン大学に設立した革新的学習法実践・研究所で経験しました。」

「感染症が流行している時期においては、とりわけツールをよりうまく使用する研究者、先生方がよりよい結果を得ていることに気がつきました」と述べたエルドアンは、次のように話した。

「通常は、教室で、何回か(生徒の)回答を集めることには、とても長い時間がかかりますが、電子機器を使うことで非常に短時間で行うことができます。 すべての生徒に問いについての1文の答えを書かせ、それを授業中や授業の合間に見ることができます。そのため、これが学習を強化していることが、実際にそれがこのツールによりできることがわかりました。時折、生徒がついていくほうが早いこともあります。教師がついていくことに難しい様子を見てきました。これらのすべてのより先進的な次元は、本日教育で、メタバースが何を増大させ、何をもたらし、何を困難にするのかということを話し合います。私にとって、21世紀に私たちが育てた子どもたちが、このテクノロジーとより快適に向き合えることは重要ですが、常にそうであるようにテクノロジーとの関係性が子どもたちの性格や人間性にリスクがあることを認知しながら使っていきます。子どもたちが、このことについてより注意力を持ち、意識的になるよう努めます」


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翻訳者:関颯太
記事ID:54299