シシュリの銀行で250万リラの窃盗：1時間半後に発覚
シシュリの銀行に客を装って入った二人が、カウンターの裏に置かれていた、中に約250万リラ相当の外貨とトルコリラが入っていたとされる麻袋を盗み逃走した。銀行員が1時間半後に窃盗に気づき、麻袋を持ち出した犯人は床を這って下の隙間からカウンターのある場所に忍び込んでいたことが判明した。

事件は、メジディイェキョイのブユクデレ通りにある民間銀行の支店で、14時30分ごろ起きた。証言によると、身元を未だ明らかに出来ていない二人の人物が、路上に駐車した車から降りて銀行に入った。
犯人のうちの一人があたりに目を配っている間に、もう一人が銀行員に気づかれずにカウンターのある区域に入った。顔を防犯カメラによって特定されないために帽子を被っていたと見られる犯人は、カウンターの裏に置かれていた中に約250万リラ相当の外貨とトルコリラが入っていたとされる麻袋を持ち出した。
犯人は、抱えた麻袋と共にカウンター区域から出てくると、自分を待つ仲間の側に行った。何事もなかったかのように、銀行から歩いて出てきた犯人たちは、彼らが乗って来た車に乗って逃亡した。

1時間半後に発覚
銀行の職員と客たちの目の前で実行された窃盗は、約1時間半後に職員の一人が、麻袋を取りにカウンターの裏に回ったことで発覚した。麻袋をその場で見つけられなかった職員が報告したため、銀行員たちは防犯カメラの調査を始めた。防犯カメラに映った窃盗犯に気づいた銀行員たちは、事態を警察に通報した。
事件現場で調査を行った警察は、犯人たちが触れた可能性のあるものの表面から指紋を採取した。警察は、防犯カメラによって外見を特定された二人の犯人たちを捕まえるために捜査を開始した。
行われた調査では、麻袋を持ち出した犯人は床を這って下の隙間からカウンターのある区域に忍び込んだことが分かった。