イズミルで震度4.9の地震

2022年11月04日付 Cumhuriyet 紙

最新情報…イズミル県ブジャ郡で震度4.9の地震が発生した。この地震による死者はいなかったが、7人がパニックを起こして建物から飛び降り負傷した。おそろしいイズミル地震はバルケスィル、マニサ、アイドゥン、デニズリ各県で観測された。

災害緊急時対策庁(AFAD)のインターネットサイト上の情報によると、午前3時29分にイズミル県のブジャ郡において震度4.9の地震が観測された。震源の深さは14.47キロメートルと公表された。この地震による死者はいなかったが、7人がパニックを起こして建物から飛び降り負傷した。

地震により、コナク郡のクビライ地区にあるセラハッティンオール・モスクのミナレット(尖塔)が損壊した。町内のいくつかの地点で地震の後に短時間停電が発生した。また、複数の建物で煙突が損壊したという通報が緊急通報センター112番に寄せられた。地震は周辺の県でも観測された。

イズミルのヤブズ・セリム・キョシュゲル県知事は、SNSアカウント上の投稿で「まずはお見舞い申し上げる。震度4.9とされるブジャを震源とした地震により、我が県のコナク郡におけるモスクのミナレット以外に損壊はなく、高所から飛び降りたことによる負傷以外に、いかなる問題も発生しなかった」と公表した。

イズミル広域市のトゥンチュ・ソイェル市長も、SNSアカウント上に投稿し、全消防隊員が巡回を行っているとしつつ、「コナク区でモスクのミナレットが損壊した。最初の点検では非常に大きな損壊はなかった」と述べた。

■コジャ大臣による会見:重症者1人を含む7人の負傷者

ファフレッティン・コジャ保健大臣は、この件に関して会見を行い、「イズミルで発生し、大きなパニックを引き起こした震度4.9の地震において、最新情報によると死者はいなかった。パニックによって計64人が地震の影響を受けた。重傷者1人を含む7人の治療が続いている」と述べた。


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:関口ひなた
記事ID:54388