4年ぶり、トルコ、在イスラエル大使を任命

2022年11月12日付 Cumhuriyet 紙

エルドアン大統領(公正発展党)の署名により発行された官報により、イスラエルへの大使が4年ぶりに任命されたことが公表された。

テルアビブにある大使館にシャキル・オズカン・トルンラル氏が赴任することという決定が発表された。

大統領の署名の入った任命決定書では、「イスラエル政府に対するトルコ大使館へ、大統領令第3号の第2条および第3条に基づき、外交政策諮問委員会のメンバーであるシャキル・オズカン・トルンラル氏が任命された」と述べられた。

■シャキル・オズカン・トルンラル氏はどのような人物か?

シャキル・オズカン・トルンラル氏は1960年メルスィン県の出身。TED(トルコ教育協会)のアンカラ校で学んだ後、1982年にアンカラ大学政治学科を卒業した。1983年より外務省で勤務。既婚で子供が1人いる。

さまざまな外交の任務に携わったのち、中東総局長補佐、安全保障総局補佐を歴任した。その後2008年から2010年にかけてバングラデシュ大使を務めた。2010年から2014年にかけて、総領事として駐エルサレムのパレスチナ大使を務めた。2014年には、外務省の二国間政治問題(南アジア)の総局長に任命された。2017年1月17日から2021年5月までインド大使を務めた。2021年より、外交政策諮問委員会のメンバーを務める。


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翻訳者:宮崎友裕
記事ID:54428