エジプト:投獄された「1月25日革命」活動家の家族が声明を発表(1)

2022年12月05日付 al-Quds al-Arabi 紙

■活動家のアフマド・ドゥーマ氏の刑期が10年目に突入…同氏の家族「我々は彼が恩赦リストから除外された理由を知らない」

【カイロ:本紙】

エジプトの活動家アフマド・ドゥーマ氏は刑務所で9年にわたる刑期を過ごした。同氏は、ムハンマド・ホスニー・ムバーラク・エジプト前大統領を追放した2011年1月25日の革命の象徴の一人とみなされている。同氏はメディアで「内閣事件」と呼ばれる事件によって15年の懲役刑に服している。

ドゥーマ氏は1月(25日)革命に参加した人々の間で「蝶ハンター」として知られている。同氏の家族は今月3日、同氏が刑務所で9年目の刑期を終えたのに際して、次のような声明を発表した。「我々の息子であるアフマド・ドゥーマは、我々、そして全ての友人と愛する人々から遠く離れて、刑務所で10年目の刑期を迎えようとしている。9年の間ずっとアフマドは耐え忍んできた。そして家族も彼と共に、重荷と苦痛と多大な損失に耐えてきた」。

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翻訳者:吉永伊吹
記事ID:54474