NATO外相会議、トルコとの対話強調

2022年11月29日付 Hurriyet 紙
ルーマニアの首都ブカレストで開催されているNATO外相会議に関し、以下のような声明が出された。「あらゆるテロやテロの発現を非難する。そして我々は、近頃発生した恐ろしいテロにより命を落とした方々を悼んでいるトルコと連帯している。」

NATOの各国外相らは、ルーマニアの首都ブカレストに集結した。会議の初日が終了した後に発表された共同声明では、NATOが防衛上の同盟であることが強調され、以下のように述べられた。

「NATOは、市民を守り、同盟国の領土の隅から隅までいつ何時も防衛し続ける。このことを全面的に取り組んで、あらゆる種類の脅威や困難に対して実施する。」

また、声明では、以下のようにトルコとの連帯が表明された。

「あらゆるテロやテロの発現を非難する。そして我々は、近頃発生した恐ろしいテロにより命を落とした方々を悼んでいるトルコと連帯している。」

■「我々は共に団結している」

声明の中では、NATOが、権威主義的な担い手や戦略的な競合者により、あらゆる戦略面で脅威や挑戦に晒されていることに注意が促された。また、NATOが戦争抑止と防衛体制を強化し続けていることが明らかにされ、以下のように述べられた。

「同盟国の重要なインフラに向けた敵の攻撃に対する備え、攻撃抑止、防衛といった同盟上の契約を続行している。同盟国に対するあらゆる攻撃に対し、我々は団結し断固とした措置で対抗することとなる。我々は団結し連帯している。そして同盟国間の永続的な環大西洋上の絆を再確認している。ヨーロッパ―大西洋地域全体の平和、安全、安定のために尽力し続ける。」


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翻訳者:金子萌
記事ID:54554