スーダン:ブルハーン主権評議会議長、中国の習近平国家主席と会談

2022年12月09日付 al-Quds al-Arabi 紙

■スーダンと中国が相互協力の強化と債務問題について協議

【ハルツーム:アナトリア通信】

スーダン主権評議会のアブドゥルファッターフ・ブルハーン議長は木曜日、中国の習近平(シーチンピン)国家主席と、両国の相互協力・協調の強化とスーダンの対中債務問題について協議した。

これは、金曜日にサウジアラビアで開かれる中国・アラブ首脳会議を前に、首都リヤドで行われた習近平国家主席とブルハーン議長の会談の内容である。中国・アラブ首脳会議には習近平国家主席やアラブ各国の多数の首脳が出席する。

スーダン主権評議会の声明によると、ブルハーン議長と習近平国家主席の会談では、両国の友好関係と、両国および両国民の相互利益を資する形で地域的かつ国際的な共通の関心事への協力と調整を強化する方法が話し合われた。

ブルハーン議長は、二国間共同事業制度の活性化と債務問題に取り組む必要性を強調し、それにより特に石油分野における中国のスーダンへの協力と投資拡大が促進されると述べた。

そして、あらゆる国際的な場においてスーダンを支持する中国政府の方針に感謝の意を示した。その上で、スーダンの団結を強化し、団結を防衛する権利を(スーダンのために)担保するすべての問題で中国政府(の努力と貢献)を支持すると改めて明言した。

一方、習近平国家主席は、引き続きスーダンを支援し、あらゆる分野での協力関係を強化して両国の戦略的パートナーシップの発展を推進したいとの意向を明らかにした。

(後略)


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翻訳者:末広美羽
記事ID:54599