シリア:日本の桜が首都ダマスカスの公園に植樹される、東京にダマスカス・ジャスミンを植樹する計画も

2022年12月10日付 その他 - SANA 紙

■日本の桜がダマスカスの公園に植樹される

【ダマスカス:SANA、ガスーブ・アッブード】

農業・農業改革省は今日、ダマスカス県、日本シリア親善協会の協力のもと、ダマスカス県のウマウィーイーン広場周辺の公園で植樹キャンペーンを行い、日本の桜多数を植樹した。

ムハンマド・ハッサーン・カトナー農業・農業改革大臣は、今日のキャンペーンが農業・農業改革省が今年になって始めた第5回植樹キャンペーンの一環で、森林樹木の植栽を拡大し、森林面積を増やすことを目的としていると述べた。また、今日植樹された桜の木が日本国民にとって重要なシンボルをなしており、これに対する返礼として、ダマスカス・ジャスミンを贈り、日本の首都東京に植樹されることになると続けた。



カトナー大臣は、農業・農業改革省が農業研究センターを通じてこの桜の木をシリア国内の適切な環境のもとで栽培することで繁殖させることを明らかにしたうえで、日本シリア親善協会との協力のもと、ドゥンマル住宅計画地区にある日本庭園が、日本の庭園整備の観点に基づいて整備されることになると付言した。

カタナー大臣は、国際協力機構(JICA)がシリアに対する戦争が勃発する前に、農業用トラクター、機器、農業用品、助成金など、農業部門に対して多大な支援を行い、こうしたプロセスを経て、関係強化に貢献してきたと指摘した。



一方、ダマスカス県のムハンマド・ターリク・クライシャーティー知事は、このプロジェクトの意義が、市内の緑地面積を増やすとともに、とりわけ美しい桜の木を公園に取り入れることにあると明言した。

日本シリア親善協会の佐藤義隆代表は、協会とシリア側の間でこれまでにもさまざまな分野で協力が行われており、最後に行われたのが、シリアの多くの都市に桜の木を移植し、協会としてシリア国民への愛を示し、日本の自然の美しさを伝えることだったと述べた。

キャンペーンには、農業・農業改革大臣補、同省の森林・植物保護局長、スィブキー公園協会、ダマスカス県庭園局長、県内の市民団体などが参加した。









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翻訳者:国際メディア情報センター
記事ID:54605